代表挨拶
地域に信頼され、必要とされる存在へ

はじめまして、株式会社エヌケア代表の松田宜之です。2026年9月、創業者である母の松田栄子から事業を引き継ぎ、代表取締役に就任いたしました。
私たちが掲げる「一人ひとりの『生きる』を看護と介護で支え、地域に貢献する」という理念を胸に、地域の皆さまに長く信頼され、必要とされる存在を目指しております。
創業以来培ってきた経験や大切にしてきたものを受け継ぎながらも、AIやICTなどの新しい技術も積極的に活用し、業務をより効率的にすることで、職員が利用者さまやご家族と向き合う時間を増やし、職員も安心して長く働き続けられる会社をつくっていきます。
創業から受け継いできた想いを大切にしながら、これからの時代に必要とされる看護と介護を考え続ける。そして、地域の皆さまから信頼され、必要とされる存在であり続ける。その実現に向け、職員とともに一歩ずつ歩んでまいります。
株式会社エヌケア代表取締役 事務長 松田 宜之
会社概要
- 商号
- 株式会社エヌケア
- 設立
- 2008年1月10日
- 資本金
- 2,000万円
- 事業内容
- 訪問看護事業、居宅介護支援事業、地域密着型通所介護
事業所住所
- 住所
- 〒224-0033 横浜市都筑区茅ケ崎東4丁目9-18
- 電話
- みよみよ看護(訪問看護ステーション):045-949-6277
はればれ(居宅介護支援):045-944-1239
まんなか(地域密着型通所介護):045-944-1221 - Fax
- 045-949-6278
株式会社エヌケアのあゆみ
看護が、看護として自立するために。
2008年、一人の訪問看護師の「看護が看護として自立するには、経営体も自立してこそ」という願いから、株式会社エヌケアは生まれました。以来、訪問看護・居宅介護支援・デイサービスの3つの事業で、横浜市都筑区の在宅生活を支え続けています。
各年の見出しをクリックすると、その出来事にまつわる物語が開きます。
- 2008年 1月
株式会社エヌケア設立
横浜市都筑区医師会での12年を経て独立。社名の「N」はナイチンゲールの頭文字です。
「看護が看護として自立するには、経営体も自立してこそ」。医師会で在宅事業を12年間育ててきた創業者・松田栄子は、その思いから独立を決意します。はじめは同じ志を持つ他区の管理者仲間3人での共同起業でしたが、半年ほどで別々の道へ。初期投資は回収できず大きな損失を背負いましたが、「一番多く被った分、この後、自分が一番その経験を活かせるはず」と前を向きました。開業資金を貯めながら学び続け、2008年1月、株式会社エヌケアを設立。社名の「N」はナイチンゲールの頭文字です。
- 2009年 3月
訪問看護ステーション みよみよ看護 開設
都筑区で2.5人の小さなステーションとして船出。開設2か月でほぼ手いっぱいになりました。
「看看」と書いて「みよみよ」。「手をかざしてよく見る」という「看」の字の意味を、そのまま名前にしました。開設の4日前になっても「とても開業間近の事務所には見えない」と心配されながら、「大丈夫よ、なんとかなるものよ!」と笑顔で迎えた船出。人員は開設基準ぎりぎりの2.5人でした。それでも開設から2か月でほぼ手いっぱいになり、すぐに看護師の募集を始めます。1年目の挫折、2年目の苦難を越え、ようやく軌道に乗ったと感じられたのは3年ほど経った頃でした。
- 2012年 頃
精神科訪問看護のはじまり
精神科訪問看護の依頼が入り始めます(現在は利用者の約3割)。
開業して3〜4年が経った頃から、精神科の訪問看護の依頼がぽつりぽつりと入り始めます。周囲に精神科訪問看護を行う事業所がほとんどない中、分からないながらもお引き受けしてきました。この一歩が、やがてみよみよ看護の大きな特色へと育っていきます。現在では、利用者さんの約3割が精神科の方です。
- 2013年
訪問件数が月500件超に
常勤看護師が増員。ご自宅での看取りにも寄り添います。
365日、日曜も祝日も休まない訪問看護。この年、常勤看護師が加わり、月の訪問件数は500件を超えました。ご自宅で最期を迎えた方は15人。「人生の最終回=ゴール」に黒子として寄り添う看護を、一件一件積み重ねていきました。
- 2015年
利用者約100人・新卒育成へ
ホームページをリニューアル。新卒・若手看護師の育成に踏み出します。
2015年には利用者さんが約100人に。開設当初は「広すぎる」と思っていた事務所も手狭になり、この年、開設以来はじめての夏休みを取ることができました。同年、ホームページもリニューアル。「新卒でも訪問看護はできる」と、新卒・若手看護師の育成に踏み出す考えを発信し始めます。
- 2016年
オープンダイアローグとの出会い
フィンランド発の対話の思想を、訪問看護に取り入れ始めます。
精神科訪問看護の難しさに悩み、失敗も経験する中で、専門誌の特集を通してフィンランド発の「オープンダイアローグ」に出会います。「技法ではなく、哲学である」。その思想を少しずつ訪問に取り入れるうちに、看護師自身の向き合い方も変わっていきました。この出会いは、のちにみよみよ看護の大きな特色となります。
- 2017年
居宅介護支援・訪問介護「はればれ」開設
起業から10年。看護に、介護とケアマネジメントの視点が加わります。
「照る日、曇る日あるけれど、こころはいつも晴れ晴れと」。そんな願いを込めて、居宅介護支援と訪問介護の事業所「はればれ」を開設しました。起業から10年の節目。訪問看護に、介護とケアマネジメントの視点が加わり、支えられる暮らしの幅が広がりました。
- 2018年 3月
計画相談支援を開始
障害者総合支援法にもとづく相談支援を始めます。
2018年3月には、障がいのある方の計画相談支援を始めました。看護・介護に加え、福祉の領域へも支えの手を広げ、一人ひとりの暮らしを制度の面からも支えていきます。
- 2019年
事業所を統合し、新事務所へ移転
はればれをみよみよ看護と同じ事務所に統合。10月に現在の事務所へ移転しました。
介護職の確保は難しく、訪問介護は約1年半で休止という大きな挫折も経験しました。2019年2月、はればれの事務所をみよみよ看護と同じ場所に移し、看護・介護・ケアマネジャーが互いの専門性を尊重しながら連携する体制に。同年5月、令和の始まりとともに、訪問看護の管理者を後進へ引き継ぎます。そして10月、庭に紅白の梅と彼岸花が咲く、新しい事務所へ移転しました。
- 2020年 春
地域密着型デイサービス「まんなか」開設
事務所2階に、理学療法士を管理者とするデイサービスが誕生しました。
新しい事務所の2階に、地域密着型デイサービス「まんなか」を開設しました。「都筑のほぼ真ん中で。あなたの心の真ん中にある大切なもの、教えてください。みんなのまんなかで笑っていてね」。管理者は理学療法士。百人百様の価値観を否定せず、いろいろな声が響き合う「ポリフォニー」あふれる場を目指しました。新型コロナウイルスの流行と重なる厳しい船出で、週3日・半日営業、利用者さんが2〜3人という日もありました。
- 2021年
第15期へ・「美花果便り」発行
まんなかを1日型に拡大し手づくり昼食を提供。月刊のお便りが地域に親しまれます。
第15期を迎え、みよみよ・はればれ・まんなかの頭文字をとった月刊のお便り「美花果便り」が、地域の皆さんに親しまれるようになります。まんなかは週4日・1日型に広げて手づくりの昼食の提供を始めました。精神科訪問看護には精神科病院での経験をもつ看護師や、同行する精神保健福祉士も加わり、代表は横浜市都筑区自立支援協議会の精神部会幹事として、地域のネットワークづくりにも取り組みました。
- 2023年
対話と発信の深化
ご家族を交えたオープンダイアローグを実践。Instagramでの発信を本格化しました。
2023年3月、ご家族を交えたオープンダイアローグで、利用者さんから「とても良い時間でした」という言葉をいただきました。年末には、オープンダイアローグのトレーナー・森川すいめい氏の研修に参加し、「空気が治す」の意味を体感します。同年、求人のため、Instagramでの発信も本格的にスタートしました。
- 2024年〜
学びを地域へ
オープンダイアローグ実践研修やポケットエコー勉強会を開催。NHKのビデオにも協力。
森川すいめい氏を都筑に招いての実践研修を定期的に開催しています。また、導入していたポケットエコーを使いこなすため、臨床検査技師を講師に招いたハンズオン勉強会を重ねています。NHK厚生文化事業団の福祉ビデオシリーズ「心をケアする対話 オープンダイアローグ」にも協力しました。
- 現在
3つの事業で、都筑区の在宅を支える
訪問看護(小児・がん終末期・精神科)、居宅介護支援「はればれ」、デイサービス「まんなか」で、地域の「生きる」に寄り添い続けます。
小児からがんの終末期、精神疾患まで。30年にわたり都筑区で訪問看護を続けてきた経験と、オープンダイアローグ、ポケットエコー、ICTといった新しい学びを重ねながら、みよみよ看護は、これからも地域の「生きる」に寄り添い続けます。60代半ばを迎えた今も、創業者・松田栄子は社長として経営に携わりながら、自ら訪問にも回っています。