
こんにちは。みよみよ看護で管理者をしている、看護師の松田栄子です。
「訪問看護師って、一日どんなふうに過ごしているんですか?」見学に来られた方から、よくそう聞かれます。病院の看護とは、働く場所も時間の流れもずいぶん違いますものね。
今回は、うちのスタッフの「ある一日」を、写真と一緒に私からご紹介します。訪問の件数やケアの内容は日によって変わりますが、事業所での準備から、ご自宅での看護、多職種との連携まで、訪問看護の仕事を少し身近に感じていただけたらうれしいです。
朝は、事業所での準備から
出勤したら、ユニフォームに着替えて、その日の訪問スケジュールを確認します。利用者さんの体調や、前回の訪問の内容、当日の予定。気になることがあれば、スタッフ同士でその場で相談します。朝は、なかなか忙しいスタートなんですよ。
訪問看護は、一人でご自宅へ伺う時間が長い仕事です。でも、判断まで一人で抱え込むわけではありません。出発前の短い時間にも情報を共有して、チームでその日のケアを組み立てています。ここは、私がとても大切にしていることの一つです。

安全運転で、ご自宅へ
準備が整ったら、車で訪問先へ向かいます。地域の中を移動するのも、訪問看護の仕事のうち。ですから、安全運転も大切な仕事の一つなんですね。
ご自宅に着いたら、まずは明るく「こんにちは」。体調の変化やいつものご様子を伺いながら、その日に必要な看護を確かめていきます。

暮らしの場で、その人に必要な看護を
訪問先では、健康状態の確認や医療的な処置、お薬がきちんと飲めているかの確認など、利用者さん一人ひとりに合わせた看護を行います。この日は、状態を確かめながらのケアや装具の交換、服薬カレンダーの確認などをしました。
病院と違って、訪問看護の現場は利用者さんの「暮らしの場」です。生活のペースも、お住まいの環境も、ご本人の希望も、一人ひとり違います。そこを大切にしながら、安心してお家での生活を続けられる方法を一緒に考える。それが、訪問看護の面白さでもあるんです。

記録と情報共有も、大切な仕事
訪問で確かめたことや、いつもと違うところは、記録に残して、必要な方へ伝えます。ヘルパーさんとの共有ノートで様子を伝え合うのも、その一つです。
利用者さんの生活を支えているのは、訪問看護師だけではありません。ヘルパーさんやケアマネジャーさんなど、関わるみんなで日々の小さな変化を見逃さないように。そのための情報共有は、欠かせないんです。
ケアマネジャー、主治医、薬剤師、ご家族とつながる
事業所に戻ってからも、仕事は続きます。必要に応じてケアマネジャーさんと相談したり、主治医や薬剤師さんに連絡したり。ご家族に、その日のご様子をお伝えすることもあります。
状態に変わりがあったときに、必要な支援へすぐにつなぐ。医療と介護とご家族の間に立つ橋渡し役も、訪問看護師の大事な役割です。
ほっと一息つく時間も
忙しい一日の中には、お弁当を食べてほっと一息つく時間もあります。スタッフ同士で声を掛け合う、そんなひとときがあるから、また次の訪問へ向かえるんですね。
そして夕方。「お疲れ様でした」。

人と向き合い、チームで支える訪問看護
訪問看護の一日は、ケアをしている時間だけでできているわけではありません。事前の準備、移動、記録、情報共有、多職種との連携。その一つひとつが、利用者さんの安心につながっています。
みよみよ看護は、利用者さん一人ひとりの「生きる」を支えるために、職員同士が相談しやすく、安心して働けるチームでありたいと思っています。
「訪問看護の仕事を、もう少し詳しく知りたい」「職場の雰囲気を見てみたい」。そう思われた方は、どうぞ気軽に見学にいらしてください。訪問看護が初めての方も、大歓迎ですよ。
文:みよみよ看護 管理者・松田栄子(看護師)


